私が所属する第二営業部は、エクシオ・デジタルソリューションズが一次SIerとして対応する案件を請け負っています。エクシオ・デジタルソリューションズでは、NTTグループ各社の案件を多く担当していますが、私はそうした既存のお客様先以外の領域を広く担当。エネルギー系企業、大手通信キャリア、アミューズメント企業、建材メーカー、ODA案件など、お客様の業界は多岐にわたります。営業担当として、お客様の事業課題や要望をヒアリングし、エクシオ・デジタルソリューションズのコンサルティング部隊や開発部隊と連携し、最適な提案へと調整していきます。
一社ごとに異なるビジネスモデルを理解し、業界内の専門用語の知識をつけるなど、学ぶべきことは常に山積です。担当する技術領域も広いので、目まぐるしく進む技術革新についていかなければ、キャッチアップがどんどん難しくなってしまいます。でも、情報収集と自己研鑽が欠かせないからこそ成長を感じますし、新規のお客様から受注が決まったときは、それまでの苦労が吹き飛びくらいうれしいですね。

新規受注を獲得するには、お客様のニーズを正しく汲み取った提案であることはもちろん、お客様自身が気付いていない潜在的な課題にも応えるような内容でなくてはいけません。ヒアリングした情報から仮説を立て、エクシオ・デジタルソリューションズが持つソリューションをお伝えしながら、新たな要望を深堀りしていくこともあります。そして、視点が偏らないように提案内容をチームメンバーと共有し、「もっとこんなソリューションがあった方がいいのでは？」など指摘をもらいながら、“会心の提案”を作り上げていきます。お客様に採用いただけたときや、その後に「いいシステムを導入してくれたね」「サービスの質が高くてありがたいよ」などとフィードバックをいただけたときは、達成感でいっぱいになります。

これまでさまざまなプロジェクトに携わってきましたが、中でも心に残っているのは、小売電気事業者向けの電力料金計算サービスのプロジェクトです。2016年4月の電力自由化を機にクラウドサービスの開発を行ったのですが、制度設計が何度も変更になるなど、サービス開始に向けていくつもの壁がありました。でも、その経験があったから、起きる問題を予測し調整する力が鍛えられ、プロジェクト全体を俯瞰できるようになったと思います。
大変な中でもチームメンバーが誰一人諦めることなく、「やり遂げよう」という強い団結力も生まれました。エクシオ・デジタルソリューションズで働く人たちのやりきる力を実感した出来事で、自分もその中でプロジェクトに貢献できたことを誇りに思いましたね。

これからも新規領域担当の営業として、前例のない案件を作るほか、新規事業立ち上げなどにチャレンジしていきたいです。いずれは、人事や財務、経営企画といった部署の仕事にも挑戦していきたいなと思っています。